最新記事一覧
面会交流・間接強制を認めなかった例
◇2022年10月10日◇
大阪高裁令和3年8月2日決定 判例時報2518号 離婚するときは親権が大きな争点になり離婚した後は子どもとの面会交流が大きな問題になりやすいです。金銭的な問題は中間的な解決が可能ですが、子どもの身体は一つしかないので中間的解決がしずらいのが背景に
離婚届の書き方
◇2022年8月6日◇
離婚届けの書き方、注意する点 離婚の一番簡単な方法は協議離婚です。夫婦で離婚届に署名、捺印し、二人の証人を依頼して署名をもらって役所に出すだけです。離婚届けの書き方の注意です。 筆記用具 離婚届を書くときは鉛筆や消せるボールペンは使えません。
早い法律相談の必要性
◇2022年2月13日◇
離婚の法律相談は早めが吉です 弁護士事務所に法律相談に来られる方の多くは、離婚したいと考え始めた方か、その反対に夫か妻から離婚したいと言われた方です。つまり「離婚」という問題が目の前にある方です。その段階で弁護士の法律相談を受けるのは現代では必
婚姻費用と事情変更の一例
◇2021年11月3日◇
婚姻費用減額申立が却下された例 令和2年2月20日大阪決定 判例時報2477号家庭裁判所の審判で婚姻費用が決められた後、仕事を辞めたけれども婚姻費用の減額が認められなかった例を紹介します。 事案 夫婦は平成23年に婚姻した。平成24年に
養育費と養子縁組
◇2021年10月2日◇
東京高裁令和2年3月4日決定(判例時報2480号) 養子縁組をした親は第一次的に扶養義務を負う 離婚するときには未成年者の養育費を決めます。一般的には母親が監護親となることが多いので、別居親となる父親が養育費を払うことが多くなります。養育費の根