弁護士費用が数倍違ったのはなぜ?

もう10年以上前のことだと思います。ある事件を交渉から始めて一年くらい経ったとき、偶然のことから事件の相手(当事者本人)がその依頼している代理人弁護士に対して支払っている金額が合計で200万円であることが分かりました。その同じときに私が受け取っていた金額は着手金30万円だけだったので、どうしてこんなに金額が違うのか不思議でした。私の方の30万円という金額はごく普通の弁護士費用でしたから、どうして相手の代理人弁護士が数回に分けて合計200万円も取れたのだろうか?

弁護士の着手金と報酬金は以前、弁護士会が報酬基準を決めていたときの基準に準じているのがほとんどなので(私もそうです)、誰がやってもそれほど大きくは違わないことが多いですが、弁護士費用の決め方は全く自由で一律に決まってはいないので、実際は弁護士により差があります。大体6~7割の弁護士は私と同じ程度の弁護士報酬となりますが残り、3割くらいの弁護士はもっとずっと高いようです(3~4割高めでしょうか?)。それにしても同じ事件の両側の当事者で弁護士費用が6倍も7倍も違うのは理解しがたいところです。先方は何か別の事件の代理人ももやっていたのでしょうか。そこまでは分かりませんが不思議でした。

離婚問題

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