離婚で迷ったときは相談しましょう

離婚するかどうか迷ったとき

離婚しようかどうか迷うことがあります。夫婦喧嘩が続く、激しい喧嘩が繰り返される、いつも同じことの繰り返し、話を聞いてくれない、これからどうなるんだろう、10年後、20年後、どうなるんだろう、どうしたらいいか迷います。そういうときは誰かに相談しましょう。いつまでも一人きりで悩んでいると悪い想像しかできなくなって袋小路に入り込みます。愚痴を聞いてもらうだけでも気持ちが晴れますし、他人に話しているうちに自分の考えがまとまってくることも良くあります。悩みごとは一人で抱えずに誰かに相談することが大切です。

相談相手

友人に相談

まず、友人に相談するのは気軽にできるし、同じ様な年齢、境遇の友人は共通の悩みを理解してくれます。少なくとも愚痴を聞いてくれるでしょう。しかし、家庭内の愚痴がその他の友人に流れない保証はないので、よほど親しい関係でないと何でも相談できるというわけではありません。相談できる友人を選ぶことが重要になります。

親に相談

親に相談する方も多いと思います。結婚は夫婦の問題ですが、離婚となると親にも影響してきますし、親には夫婦間のプライベートな話も比較的しやすいものです。そこで親が最初の相談相手となることが多く仲介役になることもあります。しかし、親世代との考え方の違いから理解してくれないこともあれば、親が介入したばかりにかえって問題を大きくしてしまうこともあります。親が遠方に住んでいると気軽に相談もできません。自分の悩みを言って親に心配をかけたくないという気持ちもあります。自分の親の性格や個性を考えて相談しましょう。

医師・カウンセリング

もし、不眠になったりや気分が落ち込んで回復しないときは医者に行きましょう。心の悩みが進むと医学的な措置が必要になります。心理的なカウンセリングを利用することも考えられます。

弁護士に相談

離婚に伴う法律問題を知りたいときは弁護士に相談します。法律問題に関する多くの情報はこのサイトを含めインターネットで集めることができます。しかし、離婚問題は一つ一つ違うものです。ネット上の一般論があなたの場合にも通じるかどうかは分かりません。早めに弁護士に相談しておくべきです。信頼できそうな弁護士を選んで法律相談を受けたいところですが、まず大事なことはあなたの話を良く聞いてくれることです。私も以前は市役所の法律相談を担当していましたが、30分の法律相談では充分なお話しを聞くことができませんでした。そういうことを避けるために当事務所では初回法律相談は5,000円の定額料金で時間制限なしとしています。離婚事件を依頼するには担当する弁護士との相性も大切です。法律相談などを通じて信頼できる弁護士を探しましょう。なお、弁護士はいつでも離婚を勧めるわけではありません。離婚するかどうか迷っている方を無理に離婚させることもありません(仕事にするためにそういうことをする弁護士がいないとは言い切れませんが、少なくとも私はしません)。その方にとって最善の方法を一緒に考えます。