新型コロナウィルス対策について
新型コロナウィルスの激しいパンデミックを防ぐためには、自分が感染しないことと他人に感染させないことの両方が大切です。感染方法の主なものは飛沫感染のようです。飛沫感染を防ぐためには他人の咳やくしゃみなどの飛沫が届かない距離を保つこと、海外では2メートル、アメリカでは6フィートの距離を保つように勧めています。しかし、日本の都市部では他人とこの距離を保つことは難しいです。そこでどうやって感染リスクを減らすか個人でできる工夫を考えてみました。
電車の中など外出中
電車の中では2メートルも他人との距離を保つことができません。そこで、電車の中で咳やくしゃみなどするときにマスクをすることはもちろんですが、ただ話をするだけでもつばなどの飛沫を多少なりとも出すことになるので友人と一緒に乗り合わせたときもできるだけ話をしないことも大切と思います。また口を開けることは自分の感染リスクも高めてしまいます。
駅のホームや階段を歩くときは他の人よりもゆっくりと電車や出口に向かうことで他人との距離をあけることが可能です。
電車も急行ではなく各駅停車に乗れば、乗客は少ないし、駅に停まるたびに換気をしてくれるのでより安全そうです。
電車の中でスマホを開くとその画面に飛沫が付着する可能性があり、家に帰ってから画面に指で触ることで感染の危険が増えます。電車の中ではできるだけスマホを開かない方が良さそうです。
料理店や会議のとき
料理店で飲食するときはマスクを外さなければなりませんし、他人との距離も近くなります。そういうときはせめて話をしないしか方法がないのではないでしょうか。食事中の会話は食事を楽しくしするし黙っていると変に見られそうで食事マナーのようなものですが、今のご時世ではランチのときは静かに黙って食べる方がより求められるマナーのような気がします。飲みに行くときは酒と会話が目的ですから厳しいですね。せめて同行者以外の人物との接触を避けて距離をあけることでしょうか。カラオケは大きな声を出すしマイク自体が危険なので、歌う人は距離をあける、歌う人変わったらマイクは消毒するなどでしょうか。
会議や法律相談、打ち合わせなどのときは話さないわけにもいきません。そこでせめて距離を少しでも遠くする、マスクをする、大声を出さない、机など手に触る部分の消毒、部屋の換気、手を洗うなどの方法が考えられます。
また、少しでも風邪症状や咳、発熱のあるときは(おそらく99%はただの風邪でしょうが)リスク回避のために参加しないことです。今は風邪っぽいというだけで休むことも許されると思います。
当事務所の新型コロナ対策
当事務所では次の対策を考えています。法律相談のときは、相談者の方も弁護士もマスクを使用します。相談者か弁護士に少しでも風邪症状があるときは直前であっても延期します。ドアノブやテーブル等の消毒を随時行います。プラズマクラスター機能のついた空気清浄機を24時間運転します。事件を受任した後の依頼人との打ち合わせはできるだけメールや電話で行います(これはこれまでと変わりません)。
新型コロナウィルスが爆発的に広まってしまうと重病者を救うことができなくなってしまい大量の死者が発生するでしょう。感染すれば自分も死ぬかもしれません。しかし、おだやかな流行であれば社会生活を維持しつつ重病者も救うことができます。ここは国民みなが頑張る時だと思います。