解決事例

当事務所で解決した事例をご紹介いたします。

暴力的な夫と離婚

ちょっとしたことですぐに暴力をふるったり子供にあたったりする乱暴なご主人だったのですが、子供を連れ逃げるようにして別居しました。

粗暴な性格というよりは自分の怒りの感情をコントロールしようとしないので周りの人と揉めてしまう方の様でした。

家庭裁判所の調停を利用して話合い、養育費等を決めてきちんと離婚することが出来ました。その後は嫌がらせも起きておありません。

暴力的な傾向のある方を相手にする場合は慎重に取り組む必要があります。

家庭内の揉め事が精神的にきびしい

結婚してから何年間も一度も夫婦関係のなかったご夫婦で、夫のご家族との軋轢などもあって奥様は精神的に参ってしまいました。

家庭内の問題は人の精神をひどく痛めつけてしまいます。別居から調停、裁判を経て、金銭面も含めて離婚をすることができました。今では奥様は精神的にも安定し元気に働いておられます。

夫婦関係は最大のストレス要因になりえますので、早急な解決が必要です。

離婚を避けるには共稼ぎの奥様への協力が大切

フルタイムの仕事をしながら家事や育児をこなしていた奥様に対する理解が乏しいことや質素な生活を好む奥様との経済観念の違いなどから、夫婦間に亀裂が生じ信頼感が失われて離婚となったケースもあります。

共稼ぎの奥様は、一日働いて疲れ切った後で買物をし、夕食を作り、子供の世話をして翌日の準備もしなければいけません。私が夕方家に帰るときにスーツを着て白いレジ袋を持っている女性を見かけると、本当に大変だなあと感じます。

男性は一日働けば帰って「疲れた」と言って食事が出てくるのを待つだけですが、女性はそれから夕食の支度をして、メニューも考えなくてはいけない。それはまるでダブルワークをしている様なものです。夫の協力は不可欠です。

このときは弁護士を通じての交渉だけで離婚条件を決めることができました。

離婚後は穏やかな関係に

結婚当初から冷たい関係にあったご夫婦でしたが、まだ幼い一人娘の親権を厳しく争い東京高裁までいったケースもありました。

しかし、裁判では揉めに揉めていたのですが、どちらもお子さまに対する愛情が深かったせいか離婚後はお子さまとの面接交渉も順調で非常に平和な関係になりました。 夫婦は離婚しても、離婚をきっかけに少しでもいい方向に動いて欲しいものです。

財産分与で6割を認めた

田舎から出てきて何十年も一所懸命働いて事業に成功された方のときは財産分与の争いとなりましたが、実質的に6対4で夫に有利な判決を得ることができました。財産分与はほとんどの場合に5対5なので成果を出すことが出来たと思っています。

中年以上の方の離婚の場合は、財産分与が大きな争点になることが多いです。そのときは、ありとあらゆる資料を集め、情報を集め、経験を尽くして裁判で主張、立証していくことになります。このときは人並み以上のご主人の努力と頑張りをきちんと評価してもらうことかできました。

離婚理由にご本人が気づいていない

最初に法律相談をしたときはお話を聞いても離婚原因が全く無さそうに見えたのですが、ていねいに事情を聞き続けた結果、裁判になっても離婚は間違いないと確信するに至ったケースもあります。

当事者の方にとっては何が離婚にとって重要か正確に分かりませんので、それをうまく聞き出すことは弁護士の重要な能力です。新人弁護士には出来ません。このときは調停で離婚に合意することかできました。

嘘の主張をされた

妻の側からの主張どおりだったら本当にひどい夫になるのですが、実はそうではなかったというケースが複数あります。しかし、いくら嘘であっても、相手の主張が嘘であることを証明することは簡単ではありません。丁寧に事実を拾い上げ、丁寧に証拠を集める努力が必要です。弁護士もご本人も精一杯の努力が必要です。

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